「片頭痛と低気圧頭痛の予防策と対応策」アラフォー世代の頭痛について 後編

今日は後編で「片頭痛と低気圧頭痛」です。
個人的な感想ですが、片頭痛とお天気が悪い日に起きる頭痛(低気圧頭痛)は症状が良く似ていると思っています。
ですので、対処方法も同じだと思っていますので、その辺りを少しご紹介します。

前回同様、劇的な改善では無く工夫に近い部分のご紹介になりますので、ご了承願います。


片頭痛と低気圧頭痛

頭痛と感じるものは片頭痛の特徴が多い

私の偏頭痛だと思っている症状は、厳密に言うとお医者さんの言う偏頭痛とは異なるのかもしれません。
ですが、先日のエントリー記事で書いた生理頭痛もそうなのですが、私が頭痛と感じるものは片頭痛の特徴が多いと思っています。

アラフォー世代の頭痛について 前編「生理痛の頭痛」 (前回はうさぎのイラストにした部分です)

では、その特徴を抜粋します。
・肩がこる
・首の後ろ側が重い
・眼球の奥がズキズキと痛む
・片方のこめかみ部分がズキズキと痛む
・市販薬が効きにくい
・重症化すると吐き気がする
・さらに重症化すると、こめかみのズキズキとした痛みが頭全体に響くように痛む
大きく7点ほどあります。
最後の要素の大きな痛みは人生で2度ほどの経験ですが、出来ればもう二度と来ないで欲しいくらいの痛みです。

吐き気と痛みの両方が襲ってきますから、トイレのドアの前で横になりながら悶えていました。当然夫も心配しますし、体にも良い事は無さそうですので、そうなる前に対処(予防)をするようにしています。


片頭痛?の起きる日には体調に変化がある

私が「偏頭痛」と思われる症状が発生する日は少し心当たりがあったり、体調の変化を感じる事があります。その辺りのお半死を少し書いてみたいと思います。


「生あくび」が多い日

実は片頭痛が起きそうな日は朝からある事が頻繁に起こります。
それが「生あくび」です。
睡眠不足でもないし眠くもないのですが、なぜか沢山の「あくび」が出ます。
(あくまで私の場合です。当然個人差があるので、出ない人も居ると思います。)

ですので、いつもと何か違う症状が出たら「片頭痛の予感」位に思っても良いと思います。

普段から片頭痛について悩んでいる方は、何か事前に症状が出ていないかをチェックし、「予測、予防という事に役立てる」という事も有益かもしれません。


目を使いすぎた日

職場でパスコンのモニター画面をずっと見ています。
帳簿の確認や、データー集計等、細かな文字を見る事が多い日は頭痛が発生しやすいです。
仕事ですのである程度は仕方ありませんが、目の酷使と頭痛には関係性が有る様に思います。


考え事(ストレス)が多い日

仕事もそうなのですが、個人的な悩み事(ネガティブな考え事)が多い日も頭痛の発生率が高いように思います。
頭(脳の機能)の使いすぎも良くないのかもしれません。


片頭痛の予防策について

私の片頭痛の予防策

予防の部分は、前回のエントリーと重複する部分がありますので、一度参考程度に(前回の記事を)ご覧頂きたいです。では、それ以外の予防について少し書いてみます。
・睡眠を十分に取る(これは重複ですね)
・ブルーライトカット眼鏡を着用
・首のツボ押し
前回の工夫+の要素です。

首のツボ押しは、毎朝お布団の上で数分行っています。ストレートネック予防になるかなぁ?という感じで取り入れています。

改善は見られませんが、気持ちが良いのと、頭痛が出た時にも首を刺激すると気持ちが良いのでずっと愛用しています。

愛用品はこちらです。



首仕様のものでは無いので、長時間の使用は控えた方が良さそうです。
二列式のものが首、肩様の商品でした。


続かなかった予防策

服用する事で予防になると言われているものもあります。
片頭痛用のサプリ、お茶等ですね。

これも色々と試しましたが、こういったものは「予防」であるために痛みが無い平時に服用となります。
普段からサプリを服用する。苦いお茶を飲む。
こういった事がズボラで面倒くさがりな私には少し重荷だった様で、結局続かなくていつの間にか止めてしまいました。


もちろん定期的に続ける事で、効果が出る方もいらっしゃいます。
要するに慢性的で定期的に偏頭痛が起こる方には有効な方法だとは思いますが、月に2〜3度程の私の様な人は効果を感じるより手間がかかると感じるかもしれませんね。(キクのアレルギーの人には向かない商品の様です)




頭痛薬で偏頭痛を対処

市販薬を早めに飲む(偏頭痛薬の服用タイミングと同じ)

今までは兆候や要因が分らず、「頭が痛くなって我慢が出来ない時に薬を飲む」という方法を取っていました。

しかし色々な薬を飲む内に、少し容量の多いもので無いと効かない様になってきたり、飲むタイミングが遅くなると痛みが治まらなかったりと、とても辛い思いをする様になってきました。

そこで上記の様な体からの合図(生あくびが多い)、心当たりがある日(目を酷使した日)は痛みが軽い内に市販の頭痛薬を服用する様になりました。

片頭痛薬の服用方法も、「痛みが出る前(頭痛の兆候が出たら)に飲む」ですので、市販薬でもこの方法は有効だと思います。


片頭痛の薬についての補足

片頭痛の薬ですが、以前処方して頂いた事があります。(イミグランというお薬です。)

しかし上記の様な服用方法である事と、最初に処方して頂いたお薬が体に合わず、「ほてり、体全体にしびれの様なもの、頭がフラフラする(軽いめまいの様なもの)」が出てしまい、「頭痛と不調とどっちがマシなのか?」と悩むくらいの不調が出たのです。

当時「薬によって体に合わない事があるので、合わない場合は別の薬を処方します。(色々な薬を試して合うものを探す)」とも言われていましたので、体に合っていないものだったのだと思います。

そして合う薬を探す手間と、合わない時の不調の辛さ、また薬が高価な事もあって片頭痛の薬を処方してもらう事をやめました。(そこまで重度の患者で無いという事なのかもしれません。)


軽い頭痛の時は薬以外で

お薬の服用を控えたいので「生あくび」が出なかった日や、痛みが酷くならない限り(偏頭痛や、頭痛で寝れない位の痛みが出ない日)は、薬を我慢しています。

薬以外で普段使っているものを少しご紹介します。
・首のツボ押し
・肩のマッサージ
・ロイヒのつぼ膏
・炭酸温泉の素を入れて入浴
・こめかみと頭皮のマッサージ

これらは、取り入れて劇的に頭痛が改善するものでは有りませんが、少しマシになったり、痛みの程度に寄ってはかなり軽減します。

片頭痛はこめかみや、目の奥がずきずきと脈が打つ様に痛むものなので、血流が悪い(頭部を冷やす等)方が痛みが出にくい様ですが、肩こり、首こりが頭痛の引き金にもなっている様ですので、この辺りを重点的に対処しています。


首のツボ押し

これは上でご紹介したものです。かなりピンポイントで指圧出来るのでかなり痛気持ち良いです。
こめかみを押す場合にも使えます。
寝っ転がって自分の重さで押すという使い方です。


肩のマッサージ

マッサージチェアに座ったり、家族に頼んだりします。
肩の一番外側と、肩甲骨の辺りをほぐすと効果が高いように思います。
もちろん個人差がありますので、固いなぁと感じる場所で良いです。

実は偏頭痛の翌日に女性ホルモンセラピーのオイルマッサージを受けた事が有るのですが、いつもより凝っている硬いと言われましたので、部分的に血流が悪くなりコリが発生すると感じています。
ですので、マッサージでほぐす事は有効だと思います。


ロイヒのつぼ膏

ご存知、ロイヒのつぼ膏です。首と肩に貼っています。



少し独特な匂いもしますが、なぜか頭痛の時には、さほど気にならない匂いです。

香りの成分でも頭痛に効くかどうかは不明ですが、何となく効いている様な気もします。
匂いが強いので夕食後に使用しています。また入浴後直ぐの使用は控えるように書いてあります。


炭酸温泉の素を入れて入浴

これは前編でご紹介した商品です。
基本的に肩、首あたりの血行が良くなったり、体が温まると楽になります。

ですが、頭はあまり暖めないほうが痛みが和らぎますので、洗髪は少し温度の低いシャワーがお勧めです。


こめかみと頭皮のマッサージ

これは旦那さんに頼んでいます。
ストレスが溜まると頭皮も硬くなるそうです。(先の女性ホルモンのセラピストさんが仰っていました。)

ですので洗髪の時もそうですが、普段から頭皮を緩めるというのも良いですね。
もちろん痛みが出た場合にも軽減する効果はあります。


同じく、耳のマッサージも有効ですね。
また、雨の日頭痛「低気圧頭痛」は耳がポイントの様で、マッサージをしたり、ツボを押したりする方もいらっしゃるそうです。

耳を前方に向かって畳むだけでも効果があるそうですので、これは仕事の休憩時に取り入れても良さそうですね。早速取り入れてやってみようと思います。


最後に

という事で前編と後編でご紹介しましたが、前書きにも書いた通り「劇的な改善」は望めていない状態です。

しかし、兆候から頭痛薬の服用のタイミング等を知って以前ほど酷くなる事は無くなりました。

また、30代半ば〜後半にかけて慢性的に頭痛が起こるようになってきました。
体調の変化もあるのでしょうね。

そして40代を迎えて少し自分自身の時間が取れるようになってきたり、体調面でも自分をいたわるようになってきたりと、無理をしない様になって来ました。

パワーの30代と違って少しスピードを落とす必要があるのかもしれません。
自分を大事にするというのが一番の予防策だと思ってのエントリーでもありました。

自分の体の事にも少し耳を傾けて、少し余裕を持っていきたいですね。

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