洗顔と化粧品の正しい使い方。製品パフォーマンスを100%引き出す方法とは?

こんにちはさんがつです。
今日は洗顔と化粧品の正しい使い方のお話です。

間違った使い方をすると製品の性能を100%引き出せないばかりか、お肌の負担にも繋がるというお話を聞いたのでちょっと語ります。

©さんがつ日記 洗顔と化粧品の正しい使い方


これはお世話になっているエステサロンの勉強会でお聞きしたお話が元になっています。



クレンジングと洗顔の「こすり洗いはNG」

今回の勉強会の先生は寶来(ほうらい)恵子さんです。

実は先生の勉強会に参加するのは2回目です。

以前はメイク落としの拭きとりシートを使っていたのですが、先生から「お肌をゴシゴシするのは良くないよ!」という事を教えて頂きまして、ジェル状のクレンジングを使うようになりました。

今回の勉強会でも初めて参加される方への説明と、前回のおさらいを兼ねてクレンジングの使い方から講習が始まりました。


『女子会イベント開催皮膚再生専門サロンLuNa』


先生の方から「皆さんはどの位の力加減でクレンジングをしていますか?」と質問がありました。

続いて実験です。

洗面ボウルにラップを張ってその上にクレンジングを乗せていきます。

そしてそのままクレンジングを指で広げていきます。

「このように少し力を加える(ラップを押す力を加える)だけで、ラップがたるんでいきます。どんどんとシワになっていきますね。」

とシワになったラップの上のレンジングを続けて伸ばしていきます。

ラップがたるんでいますので、たるんだ部分が更に寄ってシワになり、そのシワが指に引っかかり、どんどんとラップがたるんでいきます。

若い方は肌にハリがあって弾力もあるのですが、年を重ねますとどうしても肌のたるみがありますね。

上記のように肌へ余分な力を加えると、実験のラップと同じように、肌のたるみやシワが増える原因になります。

つまりクレンジングや洗顔は「余計な力を加えない事が重要」という事ですね。

この記事を読んでおられる方の力加減はどうですか?

肌をこすったり、力をかけて指でグルグルと馴染ませているような使い方であれば、肌に負担をかけている可能性があります。

今回の実験で使ったものはジェル状のクレンジングでしたが、「手の平に載せて手の温度で少し緩ませると良い。」とも仰っておられました。

洗顔も同様です。

泡を丁寧にたてて、肌を擦り過ぎないようにする事が大事だそうです。

もちろんクレンジングや泡を洗い流す際は、シャワーのお湯を直接顔にあてて洗い流すのはダメです。

「洗面器にお湯をはって、そこから手ですくい取って優しくすすいで下さい。」

との事でした。
この時の温度は、少しぬるめ(お風呂の40度前後では少し熱いそうです)で、30回程度すすぐ方が好ましいそうですよ。


化粧品の肌への乗せ方も「優しく!」

続いて化粧品ですが、これもクレンジングや洗顔と同じです。
お肌の乗せ方も使い方も同じ事が言えます。

では化粧水やセラム、クリームをお肌に乗せる場合、どの様にお手入れされていますか?

・化粧水は手の平で少し広げて、お肌へ乗せる
・化粧水を乾くまで暫く手のひらでプッシュする
・セラム、クリームを顔に点置きし、指で伸ばす

これらを「まぁ普通だね」と思った方。
実は間違った方法かもしれませんよ。

では寶来(ほうらい)先生の化粧品の使い方を見た私の感想です。

・化粧水は手の平に乗せて少し温度で緩ませる
・手の平の全体を使って、頬や額に手を軽く当てる様な感じで、化粧水を肌に乗せる
・化粧水を馴染ませる際に、プッシュはしない
・肌の水分を保った状態にする
・セラム、クリームも手の平にのせて、手の温度で馴染ませる
・化粧水と同じ方法で、セラムやクリームを乗せる

どうですか?
決して肌を「ピシャピシャ」と叩いたり、クリームをグリグリと馴染ませたりはしていません。

先生の手順と、私の手順で大きく違うポイントは下記の通りです。

・お化粧品は少し手の温度で緩ませる事
・お化粧水が完全に乾いていない状態(水分がある状態)でセラムやクリームを乗せる
・肌の上ではこすらない

印象的だったのは、化粧水もセラムもクリームも「お肌へ乗せる」という感じで、決してゴシゴシしたり力を加えていないのです。

ふんわりと肌(顔)に手の平で触れる程度に見えましたよ。



化粧品のパフォーマンスを100%引き出す方法のまとめ

クレンジング・洗顔
・肌へ余計な力を加えない、こすらない
・すすぐお湯の温度は「温め」
・30回程度すすぐ

お化粧品の使い方
・手の平に乗せて、手の温度で緩ませる
・手の平の全体使って肌に軽く当てる様な感じで肌に乗せる
・プッシュはしない。肌へ余計な力を加えない
・肌の水分が保たれた状態で次の化粧品を乗せる

©さんがつ日記 洗顔と化粧品の正しい使い方



肌への乗せ方は、日焼け止めやBB・CCクリーム、ファンデーションの乗せ方にも通じる部分があると思います。

力のかけ方や肌をこすり過ぎないという部分では、同じ手順が好ましいと思いますし、共通すると思います。

コスメもスポンジや指先を使って力を加えながら押し広げる事は、肌の負担になるのでは?と感じました。



肌への負担について

美肌を目指すなら、マッサージで顔を擦るのはNG

この勉強会に参加されていたメンバーは、かなり美意識の高い方ばかりでした。
勉強会の最後に先生への質疑応答の時間がありました。

その中で「かっさ等の小顔マッサージは肌を擦りますが、負担は有るのですか?」というお話が出ました。

上記の様に、洗顔や化粧品の使い方は「擦らない」という面を強調されておられたので、私も疑問に思いました

この様な小顔マッサージは圧力をかけます。

先生のお答えは「当然、肌のシワやたるみの原因になる。」という事でした。

ただし「肌自体の部分では負担がありますが、顔の筋肉の部分への効果を期待してという事でしたら、効果は期待できる。」との事でした。

つまり「美肌を目指している方にはお勧めはしにくいのですが、小顔効果を望まれる方には効果がある方法だと思いますよ。」という事です。

続いて「エステティックでもリンパマッサージの様な感じで、顔の肌をマッサージされていると感じる施術もあります。しかし、必ず肌をたるまない方向に伸ばしながら、力の加減もきちんと調整して行っています。つまりいわゆる巷で言われているリンパマッサージとは違います。」との事でした。

もし自宅で小顔マッサージや、顔のリンパマッサージをされている方で「美肌」を目指していたり、「肌のシワやたるみ気になる」という方は、滑りの良いクリームを使って力加減を気にして取り入れた方が良さそうですね。


化粧品の誤った使い方はお肌への負担大

という事で化粧品の誤った使い方は、肌へ負担をかけるばかりでは無く、シワやたるみの原因になるかもしれません。

私も勉強会に参加してから化粧品の使用方法を見なおしました。

教えて頂いた方法でお手入れをしますと、4日程で「何となく肌が変わって来たかな?」と感じました。
モチモチっとした感じで何となく肌がフンワリしてきた様な感じがします。

この様に正しい化粧品の使い方で、本来の化粧品のパフォーマンスをしっかりと引き出して、肌の改善に繋がればなお良しですね!



コメント