ドラム式洗濯機の臭い問題と我が家の対策について

こんにちはさんがつです。

我が家はドラム式の洗濯機を使っています。

ですが「洗濯物が何か臭う・・・?」という事がありました。

そこで臭い対策という程では無いのですが、我が家で色々試した事や現在の状況について少し語ってみます。



ドラム式と縦型の洗い方の違い

洗濯の汚れ落ちや臭いの問題の前に、ドラム式と縦型の違いを理解した方が話が早いかもしれません。

まぁこれはお節介なので、御存じの方は飛ばしていただいて大丈夫です。

縦型の洗濯機に比べて「ドラム式の洗浄力が弱いと感じる」と言うのには、洗い方の違いがあるのです。


ドラム式は叩き洗いで縦型はもみ洗い

ドラム式の洗濯機は、洗濯槽が横向き(上斜め向き)になっています。

なので入る水の量が少ないです。

それで少ない水でどうやって洗うのか?です。

簡単に言うとドラム式は「ドラムが回転する事で洗濯物を上から下に落として、叩き洗いをする」という仕組みです。

ちなみに縦型の洗濯機は「洗濯槽の中で、たっぷりの水を使ってもみ洗いをする」という仕組みです。

つまり洗い方が全く違うという事なんですね。


日本の水は軟水なので、もみ洗いの方が相性が良い

で、叩き洗いともみ洗い。
その優越については水が関係します。

日本の軟水は縦型洗濯機の「もみ洗いの方が相性が良い」との事で、洗濯機の種類で洗浄力に差があると感じる人が多かったそうです。

しかしこれは以前のお話。

最近はそういった事情を含めてメーカー側も改良を重ね、縦型の洗浄力に劣らない商品を販売しているとの事です。

ですのでドラム式の初期型のモデルでは現行モデルと比べて洗浄力が弱いと感じる事があったかもしれません。

なのですが、長年縦型式の洗濯機で慣れている方にすれば、ドラム式の叩き洗いの仕上がりに満足しない場合もあると思います。


ドラム式へ買い替えた時に感じる不満は洗浄力と臭い

これは数年も前の話なのですが、義理の妹がドラム式の洗濯機に買い換えました。
しかし仕上がりがあまりにも悪いという事で、結局従来の縦型式に買い戻したという話です。

その際に出た不満というのが

・洗濯物が臭い
・タオルが黒ずんだ
・汚れが落ちない

です。それを聞いて「あぁ、なるほどなぁ」と思いました。
実際に私も縦型の洗濯機に比べて感じていた不満と似ています。

・柔軟剤の匂いが残らず嫌な臭いがする
・なんとなくゴワゴワする
・汚れが落ちにくい

です。もしかしたら縦型からドラム式に替えた方で、「あぁ!」と心当たりがある方もいらっしゃるのでは無いでしょうか?



ドラム式の臭いの原因と対策

冒頭に書きましたが、洗濯機の種類によって洗い方の違いや水量の違いがあります。

ですので縦型の洗濯機からドラム式に変えた場合に、同じ様な使い方ではダメなのでは?と思いました。

そして色々と試した中で「ドラム式の臭い」をある程度解決する事が出来ました。


©2018さんがつ日記 洗濯機の臭い対策


対策その1 洗濯相機の掃除

まずは洗う機械が汚れていたら綺麗に洗えないって事です。

酸素系のクリーナーを使って洗濯槽のつけ置き洗いをしていた方が、そのまま同じ方法でドラム式の洗濯機の清掃をしていませんか?

ドラム式の洗濯機は泡立が多すぎると故障の原因になる場合があります。

つまり自動で泡を消す機能が付いていたり、一時停止を行ったりする洗濯機があります。

なので泡立ちのある洗剤を使うとうまく洗浄を行えない場合があります。

洗浄にはドラム式の洗濯機に使える「塩素系」の洗濯槽クリーナーを使ってみて下さい。

ドラム式洗濯槽の説明書には「塩素系のクリーナーで洗浄」との記載があると思います。

説明書の通りでメーカーは塩素系のものを推奨していますので、酸素系はお勧めしません。
そしてメーカー専用のクリーナーも販売されています。

専用のクリーナーは洗浄力が強くお値段も少々お高いので、毎月のメンテナスは厳しいかもしれません。

なので1年に1度位の大掃除に使用という形でも良いと思います。

市販品のクリーナーで掃除の頻度ですが、私は月に1度(一週目の週末)と決めて洗浄をしています。

「塩素系の台所漂白剤でも代用が出来るのでは?」と思った方、上にも書いた通り「泡の出ない製品」の方が良いです。

なのでやはり「洗濯用の塩素系の漂白剤」がお勧めです。



対策その2 糸くずフィルターのお掃除

ドラム式の糸くずフィルターは洗濯槽内には無いですね。

なの忘れがちですが、こちらも定期的にお掃除が要ります。

我が家は週末に行っています。
我が家の洗濯機にはお知らせ機能があって、使用回数によって掃除のタイミングを教えてくれますがそのお知らせを待たずに「週末に掃除をする」と決めています。



対策その3 排水口の臭い移り防止

洗濯排水口の先にはトラップがあって、臭いが逆流しないようになっています。

これが何かのはずみで外れていたり、ドラム式の乾燥機能を使ったが為に排水トラップが機能しないようになっていたりで、匂いが逆流する場合があるそうです。

またマンションは気密性が良いので、ドアを開けたり閉めたりした時に排水トラップの水が抜けたり少なくなったりする事も考えらるそうです。

ですので排水トラップがきちんと機能しているか、汚れていないかも確認してみて下さい。

こちらも定期的なお掃除が理想です。


対策その4 汚れの付きにくい洗剤を使う

上の理由と同じで洗濯の排水ホース内に汚れの成分が蓄積していたら、その臭いが逆流するかもしれません。

しかし、「排水ホースを掃除」をすることはマレだと思いますので、なるべく汚れが蓄積しない洗剤を使うというのも良いと思います。

それで我が家は当ブログ内の記事でご紹介した「緑の魔女ランドリー」という洗剤を使用しています。

汚れ落ちやコスパ等の詳しい情報が気になる方は、下記のリンクよりお読みください。

ドラム式のお勧め洗剤「緑の魔女ランドリー」コスパ・洗浄力良しで環境対策にも



対策その5 すすぎは2回で柔軟剤も工夫

実は臭いの原因の一つに柔軟剤があります。

洗濯物を柔らかくしたり、良い匂いを着けたりする為にお使いの方がいらっしゃると思います。

しかしドラム式はそもそも水量が少ないです。
なので「実は使っている量が多すぎる」という事も考えられます。

洗濯物の量に対して適正な使用量を守るのも大切です。

個人的に「ドラム式の洗濯機は、柔軟剤の香りがさほど残らない」と思っていますので使用をやめてしまいました。

臭い対策の代わりとして使っているのが「アルカリウォッシュ」です。

中身はセスキ炭酸ソーダです。
こちらもレビュー記事を書いていますので、良ければご覧ください。


洗濯の生乾きの臭い対策に「アルカリウォッシュ」

それとやはり水量の少なさから十分に洗剤を落とし切れていない上に、柔軟剤を入れ込んでいるとも考えられますので「すすぎは2回」がお勧めですね。



対策その6 乾燥機を使って洗濯槽を乾燥させる

縦型の洗濯機のように洗うだけの使い方は勿体ないです。

乾燥の電気代が高いので、我が家もまぁそうする事が多いのですが「雨の日」や「洗濯物が多い日」等は積極的に使っています。

洗濯槽を乾燥させる事はカビの発生防止にもなりますし、せっかくの機能ですので有効的に使いましょう。



対策その7 乾燥時には柔軟剤シート

柔軟剤を使っていないせいか乾燥時に独特の匂いが気になる方。

対策になるような商品を探してみますと「柔軟剤シート」というものを見つけました。

使ってみて良かったのでお知らせです。
私が使っているものはこちらです。



スナッグルのシート柔軟剤です。

「柔軟剤を不織布の様なものに、しみこませたシート」といった感じです。
洗濯ものの量により数枚ドラム内に入れ、塗れた洗濯物と一緒に乾燥させます。

出来上がりはふんわり良い匂いがし、柔軟剤もしっかり効いています。
どうやら海外では一般的な商品の様で様々な種類が出ています。
(国内メーカーさんのものもあります)

匂いの好があるかと思いますので、お好きなメーカーのものを試してみて下さい。


まとめ

という訳で上記の方法で臭い問題を解決しています。
私が行っているものをまとめてみます。


その1 洗濯槽クリーナー洗浄(月に1度)
その2 糸くずフィルターの掃除(週に1回)
その3 排水口の掃除(3か月~半年に1度)
その4 緑の魔女ランドリーの使用
その5 アルカリウォッシュを使用
その6 乾燥機能を使う
その7 乾燥は柔軟剤シートを使う

上記の方法に替えてからあまり臭いに悩まなくなりました。

©2018さんがつ日記 洗濯機の臭い対策


縦型の時はあまり掃除の事は気にはしていなかったのですが、ドラム式に替えてからちょっと面倒になりました。

という事で我が家の対策をまとめてみました。

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