肩こりや頭痛も隠れ貧血?女性の貧血対策は「積極的にお肉を食べよう!」

突然ですが、このブログにお越し頂いてるあなたは、「貧血」を感じた事はありませんか?
貧血の症状と言えば、「立ち眩み」や「めまい」等を想像しますが、普段「頭痛」や「肩こり」を感じているとしたら、それはもしかしたら貧血が原因かもしれません。

また、女性は男性に比べて「血」を失う機会が多いです。
月経ももちろんですが、出産や授乳もそうですね。

貧血が原因と思われる症状や、その対策について私が美容の勉強会で聞いたお話を少々防備録的に書いてみたいとみます。


頭痛や肩こりも隠れ貧血かも・・・?

上にも書きましたが、貧血と言えば「立ち眩み」や「めまい」が思い浮かびます。

ではなぜ貧血で「頭痛」や「肩こり」が起こるのか?ですが、「血」の重要な働きに「酸素」を運ぶという役割があります。

「立ち眩み」や「めまい」は血が足りなくて脳の酸素不足から起きると考えられます。ですので同じように「頭痛」も脳の酸素不足で起こる可能性があります。

また、「肩こり」の症状ですが、こちらも肩や首の部分への血液不足で、酸素が不足したり疲労物質を上手く運搬出来なかったりと考える事が出来ます。

上の症状の他にも、
疲れやすい
顔色が悪い
爪が弱い
髪が抜けやすい
氷をがりがりと食べたい
といったものも貧血に含まれるそうです。


鉄分を取って貧血の改善

ヘモグロビンの働きと鉄

妊娠中に貧血気味になり、「鉄剤」等を処方された方もいらっしゃるかもしれません。
私もその一人です。

貧血というのは、酸素を運ぶ「ヘモグロビン」という成分が不足している状態です。
その「ヘモグロビン」を作るのに「鉄」が要ります。

ですので、貧血の方は「鉄剤」を処方される訳です。
また「鉄分」を多く含む食材を食事に取り入れるように指導されたかと思います。

鉄と言えば、「レバー」や「ひじき」「貝類」等を思い浮かべると思いますが、「鉄分」といっても2種類ありまして、その種類により体内への吸収率が異なると言われています。


鉄分には「へム鉄」と「非ヘム鉄」の2種類がある

「鉄分」は肉や魚類に含まれる「ヘム鉄」
「葉物野菜」「海藻」「貝類」等に含まれる「非ヘム鉄」
の2種類にわかれます。


実は、お肉や魚に含まれる「ヘム鉄」の方が体内への吸収率が高くなると言われています。

ですので、「ヘム鉄」を効率よく食事に取り入れるほうが良いのですが、実際の食事に使われる頻度でいいますと、「非ヘム鉄」を含む食品の方が多くなりそうです。


上に書いていない「非ヘム鉄」を含む食品の中には
大豆(油あげや、お豆腐)
小松菜、ほうれん草
等おなじみの食材があります。わかめとお豆腐のお味噌汁。冷奴や、ほうれん草の和物など、和食の食卓に登りやすいメニューに多く含まれています。


一方動物性に多く含まれる「ヘム鉄」は
レバー
まぐろ、かつお(赤身の魚)
肉類
メインのおかずになりそうな食材ですので、毎日同じメニューという訳にはいかなそうですね。


鉄の吸収率を上げる

「鉄分」が血を作るのに必要だという事が分かりましたが、上にも書いた通り「効率よく体内に吸収する」事も大切です。「鉄分」の吸収には

「銅」・「亜鉛」・「ビタミンC」

そしてタイトルにあります、

「動物性タンパク質」

が良いと言われています。


という事は、「ヘム鉄」を含む「肉類」や「魚類」を取ることは「鉄分」を効率よく吸収するのにとても効果的だという事です。

女性はあまり肉を好まない方が多いかもしれません。
お野菜は十分に取っていても、肉類の量が比較的少くない方も多いと思います。

私もそういう部分がありますので、上にも書いたように「肉類」は積極的に食事に取り入れた方が良いという事です。

また「魚」も、マグロやかつお、イワシ等を意識して、積極的に取り入れる方が良いと思います。


タンパク質のお話は下記のサイト様に詳しく載っています。

たんぱく質不足に要注意 貧血 | カラダの豆事典 | サワイ健康推進課

ヘモグロビンは糖と結びつきやすいので・・・

「血を失う機会が多い事」と「鉄分を吸収するのに工夫がいる事」から、血を作るのは大変だという事がわかりました。
では、その「ヘモグロビン」ですが、「酸素の運搬」以外に使われる事があります。

それは「糖と結びつきやすい」という事です。
「糖」が血液中に多ければ多いほどヘモグロビンは糖類と結びつきやすくなります。
ですので酸素の運搬を十分にしてもらうためにも血液内の糖は多すぎない方が良いという事です。


まとめ

貧血の対策と言うと、「鉄分の摂取」という事を考えますが、その際の吸収の事も考慮したいです。

ひじきと油揚げ、大豆の五目煮なんかも「鉄」という事を考えると良いメニューですが、吸収を考えますと、「レバニラ」には叶わない部分がありそうです。

ですので、そういったメニューでも効率よく吸収するために、吸収効率が上がる食材も一緒に取り入れた方が良いのでは?という事で、「動物性のタンパク質」=「肉類」の取り入れをお勧めしてみました。

また、忘れがちな「ビタミンC」も「柑橘類」や「いも類」に含まれていますのでこちらも積極的に取り入れて欲しいです。


そして「糖」です。

普段から間食等で「糖類」を多く取っている自覚がある方は、間食の回数を減らしたり、血糖の上昇が低い食材に変える等工夫をしてみて下さい。
貧血の対策ポイントのまとめ
・貧血はヘモグロビンの不足から起きる
・ヘモグロビンを作るのに鉄が要る
・肉や魚に含まれる、ヘム鉄の方が吸収が良い
・鉄の吸収を効率良くする為には、動物性のタンパク質を取った方が良い
・糖類の摂取(間食の回数内容)に気を付ける
という上のポイントと、ダイエットや健康を気遣って、女性の中には肉食を好まない人が居る事を考え「女性はもっとお肉を食べよう」という記事を書いてみました。

貧血気味だと感じている方、隠れ貧血の症状が出ている方は普段の食生活に「動物性のタンパク質の摂取」を積極的に取り入れてみる。というのも如何でしょうか?

©さんがつ日記 うどん
(普段きつねうどんを食べるのですが、今日はお肉を意識して肉うどんにしました。この様な具合で、「気が付いた時に取り入れる」という方法でも良いと思います。)



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