率直な感想として、私が受けている授業の「パーソナルカラーアナリスト」の部分としてプラスになりました。
また、「イメージコンサルタント」の部分にも通じるなぁと感じました。
それに「色の楽しさ」というのも強く感じる事が出来ましたので、本当に楽しい一日になりました。
そういった事も含めて少しですがお話したいと思います。
パーソナルカラーメイクとは?
まずパーソナルカラーメイクとは?という事ですが、あくまで私はモデル側としての参加でしたので、基本的な概念を詳しく説明することは出来ません。すみません。なので、ざっくりですが「それぞれのパーソナルカラーに似合わせた色を使って、メイクをする」という事なのかなぁ?という感想を持ちました。
パーソナルカラーメイクの流れ
その1 なりたいイメージを聞かれる
パーソナルカラーメイクを始める前に色々な診断があります。初めに私のなりたいイメージを聞かれました。
イメコンの授業を受けた感想から言うと、私は「男性的な雰囲気のもの」が似合うようです。
ですから興味本位もあって「優しい感じにして下さい」と少々難しいお願いをしてみました。
その2 メイクオフ後にカラー診断
続いてはパーソナルカラーの診断に移ります。カラー布(ドレープ)を当てて診断を行うのですが、その前にメイクを落として頂きました。
基本的にメイクを落としたほうが、より診断の精度が上がるという事だと思います。
メイクを落とした状態でドレープを当てていきます。
色によって顔の雰囲気が変わる様子を細かく説明して下さいました。
これからパーソナルカラーを学んでいく私にとって、「実際の診断の様子」というものを経験出来たので、これはとても勉強になりました。
その3 顔のパーツ診断
続いては顔のパーツ診断のようです。この「パーツ診断」ですが、これも醍醐味の1つですよね。
と言いますのも、なりたいイメージとは違って、「基本的にどのようなものが似合うか?」を知るという事はとても重要です。
私はイメコンの授業で習った、「全身のスタイル別イメージスケール」は頭に入っていますが、顔にもその様なスケールがあるみたいです。
輪郭や、目の形、位置などを細かく診断書に書いて、基本的な顔のスタイルを診断されている様子でした。
そしてそこからなりたいイメージに近づく為にどうすれば良いのか?を判断されていたと思います。
これは、イメコンの授業で少しお聞きしたので、そう思うのですが(今後詳しく習うと思います)、基本的に似合う要素からなりたいイメージが遠い場合は、なりたいイメージをそのままそっくり当てはめると違和感が出るそうです。
越えられない境界?のようなものが存在するという事だと思います。
全体のイメージだけでなく、顔にも男性的な要素があるみたいですので、どのように優しい雰囲気にするのでしょうか?
メイク前からとても楽しみになってきました。
ブルベの私がイエベメイクをすると?
先ほどの診断の通り、男性的な顔の雰囲気の私がなりたいイメージは「優しい感じ」です。色はイエローベースのお化粧品を使って仕上げていきます。
イエベメイクの大きな特徴はイエローベースの色味を使う事ですね。
眉毛の変化
まず普段と大きく異なったのは、眉毛の色と形でした。使って頂いた色は「オリーブブラウン」です。
いつもは濃い目のブラウンを使って、真っ直ぐなイメージで書いていました。
アラフォーも眉毛の書き方は「和田さん。」を参考に
今回のメイクではかなりアーチのある眉の形に仕上げて頂きました。
これは目の形に丸みを感じられるそうで、シャープな眉よりかは、曲線の雰囲気のある眉毛の形の方が顔との馴染みが良いそうです。
色も普段とは大きく違うのですが、瞳の色に合わせると馴染みが良いそうですよ。
基本的にブルベだからというより、「瞳の色も考慮して眉毛の色を決める」というのも1つの案のようです。
チークの形
チークの入れ方ですが、これは輪郭や似合う要素から位置や形が変わりそうだなぁと感じました。やや楕円の形でふんわりと仕上げて頂いた様です。
イエベメイクの感想
今思い返せば、ブルベの私が「イエベの色で優しい雰囲気に仕上げる」だなんてかなりハードルの高い依頼内容だったなのでは?と思いました。知らないが故に無理難題を押し付けましたかね・・・??
ですが、です。
本当に見事な仕上がりで、大満足の結果を得る事が出来ました。
上記の画像の左が普段のメイクで、右がイエベメイクです。
比べますと、眉毛が普段よりアーチ感が強く、目の形の雰囲気と合って馴染んで優しい感じが出ていますね。
勿論、全体の色のチョイスに間違いはありませんでした。
色の部分で言うと、アイシャドウやチーク、リップです。
全ての色に統一感が出ると、ブルベの私でもイエベの持つ良い効果というものがハッキリ感じられました。
全体的にふんわりと優しい雰囲気の上に、女性らしい柔らかさがにじみ出るメイクになっていました。
最後のチェックの際に先生が「この雰囲気やイメージで(イメコンの)お仕事を始めるのは良さそうねぇ!」と先輩のメイクに太鼓判を押していましたよ!
私には「もう少し髪を伸ばして、ボリュームがあご周りにあっても良いと思うよ!」と教えて下さいましたので、私も「はい、今伸ばしています!」なんて答えていまいました。(実際に髪を伸ばしている所なので、この判断は良いという事で安心しました。)
それともうひとつ不思議な事がありました。
私はメガネをかけています。
当日は太いフレームの黒縁のメガネだったのですが、メイク後にメガネをかけてもメイクの色が負けなかったのです。
ですので、ブルベの私が普段のメイクにイエベのメイクを取り入れても、違和感が無いという事ですよね。
これは色味が合って、メイクに統一感が出ているから出た効果なのだと思いました。
ブルベの私がブルベのメイクをすると?
午後からは、ブルーベースのメイクです。午前と同じ手順でメイクを施して頂きます。
今回のなりたいイメージは、午前と真逆の「カッコイイ感じ」でお願いしました。
ブルベ(恐らく冬)の私がブルーベースの色で、カッコイイ感じ・・・というと、行き過ぎると事故が起こりそうな気もするので、普段は恐ろしくて出来ないメイクです。
今回もワクワクしながらメイク開始ですよ。
眉毛の変化
まず眉毛のメイクから始まりました。「カッコイイ感じ」というオーダーでしたが、出来上がりは午前と同じアーチ型で仕上げて頂きました。
どうやら基本的に似合う形はアーチ型の様です。
イエベの時は色を活かせてふんわり眉のイメージでしたが、今回は少し控えめの形ですがシャープな印象の眉でした。
色味は、普段よりワントーン程度明るい雰囲気だと感じました。
アイシャドウに依頼者の希望の色を取り入れる
続いてはアイシャドウです。ご希望の色はありますか?と聞かれたので、絶対に普段買う事のない「緑」をお願いしました。
実はかなり昔に「カーキ(緑)系」のアイシャドウを買って、殆ど色が乗らずに使いこなせなかった経験があったので、普段は買わない色味です。
続けて「私は、派手なメイクが得意なのですが、薄いメイクの方がお好みですか?」と聞かれました。
女性なら共感されると思うのですが、「変身願望」の様なものを抱いていませんか?
私だけですかね??
なので、答えは既に出ています。
普段は出来ない「濃いメイクでお願いします!」とお願いしたので、かなりインパクトのある緑をチョイスして頂きました。
色でうとクリスマスツリーの様な深い緑だったように思います。
チークの変化
続いてはチークですが、これも普段には選ばないかなり濃い色のチークでした。ワイン色の様な深い色でしょうか。
形は三角になるような雰囲気に仕上がっていましたよ。
ブルベメイクの感想
先にも書かせて頂きましたが、ブルベ(恐らく冬)の私がブルーベースの色でメイクです。しかもイメージは「カッコイイ」です。
かなり怖いイメージになりそうな気もしていたのですが、出来上がりは「仕事が出来そうなクール系だけど、女性らしさが出ている」という感じで、威圧感の無い雰囲気になりました!
上記の画像のように、眉毛がイエベメイクとは違って落ち着いた色で、アーチ型ですが、すっきりした形ですね。
アイシャドウは緑の強い色が活かされています。
パーツで見るとかなり強そうなイメージですが、全体で見ると怖くはありません。
頼りがいのある感じ?(自分で自分の出来上がりを褒めるのも変ですが、メイクの出来上がりの感想なのであしからず・・・)ですかね。
今回も顔全体で色が合っているので、こんな風に色が強くても統一感が出てスッキリしています。
リップはかなり強いピンク系の色が入りましたが、ここでグッと引き締まり、女性らしい色ですが、カッコイイ感じが出ているのかもしれません。
最初のイエベメイクも良かったですが、このブルベメイクのカッコイイ感じは、私の元々の印象に似合っています。
優しい雰囲気を出したイエベメイクが良いか?
スッキリイメージのブルベメイクが良いか?
それぞれが甲乙が付け難い結果となり、「色の影響って本当に面白いなぁ」と感じるメイク体験となりました。
最後に
という事で、「パーソナルカラーメイクのモデル体験」の感想をご紹介させて頂きました。十中八九、ブルベ(冬)の私でもイエベメイクに違和感が無く、優しい雰囲気に仕上がりました。
反対にブルベメイクでは、スッキリした雰囲気があるものの、凛とした女性らしい雰囲気が出ていました。
もちろん、パーソナルカラーアナリストのチョイスした色なので微妙に色の特徴を踏まえたチョイスになっていると思います。(ですが、あくまでベースはイエベとブルベになっています。)
そしてメイク授業の一環なので、形や位置も微妙な加減で入っていると思います。
美容部員さんとは違うので、そういう部分では、お化粧品の使い方やブラシの使い方などは至らない部分もあるかとは思います。
ですが、色の効果を上手く使えば、希望の雰囲気通りの効果が得られる事がわかりました。
それに普段はプロで無い私達が自分の顔をメイクします。
道具の使い方が多少稚拙でも、色のチョイスが正しければ「印象の操作が可能だ」とも考えられますね。
やっぱり色って凄くないですか?
メイクを施していただきながら、「この授業も受けてみたいなぁ」って思ってしまいました。
パーソナルカラーメイクコース | 大阪カラースクール Imagination Colors®(色彩教育/カラー研修・セミナー)
イメージコンサルタントやパーソナルカラーの授業の修了もまだ先の話なのに、こんな事を思った一日になりました。
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